最初のビジネス体験、
自立の実現
学び、実行、振り返り。
1年で夢に届く
母としての経験が、
ビジネスの
きっかけに
キャリアもないし、小林朝子として何ができるんだろう…
ヒントは子育て中の暮らしにありました。
私は母として家族のためにと、健康への学びを続けていました。夫は腎臓の不調がありました。娘はアトピー、息子は喘息で、自分自身もアレルギー体質。だから漢方薬や薬草など様々な研究を自分なりに行っていました。最終的には体質改善を目的に、サプリメントを家族みんなで愛用するようになりました。
そして学びを深めていくうちに、日用品の化学物質も危ないとわかってきました。洗剤からシャンプー、化粧品にいたるまで、身体に触れるものすべてを見直さないと本当の健康にはなれない。こうした事実を習ったのが、以前にご縁のあったマルチレベルマーケティング(MLM)の会社でした。
セミナーを初めて聞いて衝撃を受け、それ以来カルチャーセンターへ通うような感覚で出向くようになりました。最初からビジネスが目的ではなく、健康作りでご縁のあった会社がMLMの手法を採用していた、というのが実際のところです。しかし、セミナーで同時に聞くマーケティングプランにも大変興味を持ちました。
「へぇ~!とってもユニークな
ビジネスモデルが世の中にはあるのですね~」
最初の感想です。
専業主婦ひと筋の私が、
いきなり
個人事業主へ
「製品も
よく理解してきたので、
仕事にもできるかもしれない」
ビジネスの性質上、自分で工夫する余地が多いところも魅力的でした。
もともと私は新しいものを創り出すのが好きで、その思いの実現のために一時はデザイナーになったくらいです。そんな私にマーケティングプランがぴったりと思えました。
けれど専業主婦ひと筋だった人間が、パートに出るとかでなく、いきなり個人事業主になるわけです。家族もきっとびっくりすると思いました。
そこで夫の理解を得るために、セミナーを一緒に聞いてもらいました。
幸いにも「人に迷惑をかけるような仕事ではなさそうだね」というお墨付きをもらい、ついに私の挑戦がスタートしました。
ただし夕方6時には家にいること、家族が揃う土日も仕事はしないこと、という約束で。
繰り返しになりますが、これが49歳の時です。
期限を決めて
目標額を達成、
先輩にも恵まれて
当時の私を突き動かしていたもの、それはビジネスへの欲求だけではありません。
「こんな良い製品なのだから、
社会のトレンドの情報として、少しでも人に伝えたい」
・・・そんな気持ちが強かったのを覚えています。
とは言え原点にあるのは小林朝子の独立です。
目標額とそれを達成する期間はきっちり決めて、会社にも伝えました。人にも恵まれていたようで、私を気にしてくれていた先輩が、会うたびに達成の度合いを尋ねてきました。
「あと10万です、あと2万です・・・」『そうなの、目標までもう少しね!』。
そうした会話を重ねているうちにとうとう達成、始めて1年後のことでした。面白いことに、それからその先輩はピタッと声をかけて来なくなりました。
いま振り返ると、いったんゴールテープを切るまで見守ろうとしてくれていたのですね。
家事と仕事、
両方を全力で。
夫との
約束を
守り抜いた
達成まで1年の間、夫との約束は守りました。午前中には家事を済ませ、午後の2時からセミナーを最前列で受講。その後に一緒に参加した友人とお茶をして、5時にはさようなら。
自宅に戻ってからも、夜なら時間は自由です。電話したりセミナーの復習をしたりと、教えてもらった成長の手法をそれと知らず忠実に繰り返していました。
そうして1年経ったら自立したと言える金額が
手に入るようになり、2年後にはその倍にまで・・・!
もう自分でもびっくりするような額になってしまい、このまま続けて良いものかどうか、かえって心配になってしまいました。
この時は昔からお世話になっていたメンターの方の助言によって、自分の会社を設立することになりました。
人生を楽しく
豊かにする、
分かち合いの
ビジネス
セミナー主催者の間で、
「いつも一番前で熱心に聞いている真面目な奥さん」
と評判になったらしく、自分の体験を話して欲しいと頼まれるようになりました。
製品への理解だけでなく、ビジネスの仕組みにもワクワクしたのが良かったみたいです。
ネットワークビジネスと聞くと抵抗を感じる人もいると思いますが、私は
“分かち合いのビジネス”
だと、早い時期から納得をしていました。自分が良いと信じた製品や、会社の可能性を人に分かち合い、共感してくれた人が気持ちを込めてまた次の人へ。その過程で健康も経済的自由も手に入ります。
世の中は先入観や人づてに聞いた話で物事を決めてしまい、生き方をつまらなくしている人が多いのではないでしょうか。そのような人たちと出会い、仲間になって夢を叶えようとイキイキしてくる姿を見ると、この仕事を始めて本当に良かったと思えます。